2010.03.11~海外セミナーロシア・カムチャスカ・ウラジオストックにて指導
合氣道範士 井上強一
ロシア地方のセミナーに高島助教と二人で、3月11日から3月28日まで行って来ました。
成田を発って9時間、最初に訪れたのはモスクワで、流石に寒さが厳しい。
宿泊先は、会員のアレキセ氏の家にて世話になった。
ホテルよりも安堵感があり気を使わずに済む。
次の日は我々の歓迎とデビット・イヤー支部長の誕生パーティーが道場で行われた、幹部の人々で楽しい一時を過ごす。
次の日からセミナーが始まり、子供、黒帯、茶帯、黒帯・茶帯の順で一日行なわれた。
皆熱心であり、技の正確さも目を見張るものがある、2年振りに逢ったのであるが上達の後が見て取れた。
次の日は、道場で午前中に子供と会員の稽古を行う。
午後は、世界チャンピオンにも成った柔道のセルゲ氏の道場にて稽古を行う。
彼とは7年前にモスクワのコロシアム(相撲が行われた所)で各種武道大会が行われた時紹介されたのが始まりである、大変な親日家であり、その後、親しく交際が続いている。
彼の道場は今後、何時でも自由に使用しても良いとの約束を頂いた。
次の日は、少年部、大人の稽古を指導し、サヨナラパーティーにて終了した。
3月16日、早朝、カムチャスカに向うのであるが道路事情を考え空港へ向け特急電車に乗る。
滞在中も混雑を避ける為、地下鉄を利用したのであるが、帰国してテロ事件があり乗客が怪我をした事を聞き、危機一髪であった。
モスクワ空港では遅延の為、待たされカムチャスカに着いたのは10時間も経ってからであった。
一段と寒さが厳しい、雪一面であった。
指導者のマキシム氏の家にて世話になる。
次の日は、休息と言う事で、温泉に行きゆっくりとする、次の日午前中再び温泉に行き、午後からセミナーが始まる、少年と大人の部を行う、此処の会員も皆熱心であり前回より上達していた、終了後、極真会カムチャスカの会長に前回同様招待され会食をする、大変紳士的な方で回し蹴りのチャンピオンと云はれる面影は感じられない、次の日。
10時から少年部を指導し、午後はTVの撮影があり続いてセミナーを行う。
夕方、武道大会に招かれ、来賓挨拶をし、演武を観戦する、空手・柔術・太極拳・サンボ・合気道等、各種の武道と民族舞踊等が行われた。
3月21日、10時から少年部指導、食事、13時からセミナーを行い、終了後、書道の実演を会員の前で行う、ペンキ用のハケで書き、大変勉強に成った。
次の日、午前中マルカへ行き足湯を使い、午後インタビューを受ける。
3月23日、ウラジオストックへ向う。

支部長アレックス・カザコフの家に到着、世話に成る、マンションであるがエレベータが無い、住居は9階である、毎日足腰の訓練が出来た。
次の日は、市内観光、砲台跡を見に行く、戦争の後、生々しいが何十年も前にこれだけの技術を使っていたのは驚いた。
市内を見て2年前と違い車が新しく成り、しかも綺麗に成って走っている車は、すべてと言って良い程、日本車(トヨタ・日産・マツダ・三菱・スバル等)である、その他の国の車には2・3台しか逢わなかった。
しかし、道の悪いのには相変らず、デコボコだらけ、信号は少ない為、混雑もひどいが皆上手に運転している。ローターリーは、交差点の混雑緩和には大変役立事を立証していた。
セミナーが開始され何箇所かで行われたが、何処でも皆さんの熱心さと合気道に対する気持ちの有り様は立派であった。
何処でもTV、雑誌等のインタビュー、撮影が行われたが、聞かれた事はウラジオストックは、2年前とどの様に違って感じたかの感想があった。
すべての答えで車の事が一番印象に残ったと伝え、それが経済事情の事と関連して受け取られていた、合気道については、国、人種、生活様式が変わって居ても、人間本質の心の有り様は同じで有り、一生懸命さが上達の道である事には違いはなく外国に行く度に、外国の人達の真摯に立ち向かう姿勢を改めて考えさせられた。
本元である日本は更に確りしなくてはならないと痛切に感じて帰国した。
        
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